428 名前:('A`)[] 投稿日:2007/06/02(土) 02:33:32 O
メリ子「行って来ます…」
母「いってらっしゃい…あの、本当に大丈夫?辛かったら休んでいいのよ」
メリ子「いいよ…単位欲しいし…心配してくれて有り難う…」
母(あの娘、日増しに元気がなくなってく…、大丈夫かしら…)

女子高生「うわっ何あれ…見てよ…マジありえない…」
メリ子(もう人から何言われても気にならなくなってきた…
フフ…人間ってすごいな…)

アナウンス「次は○○大学前、○○大学前」
メリ子(早く駅から出て人気のない静かなところにいこう…

…もうこんな時間か早く大学に行かないと
…あぁ教室入りたくないな…)

メリ子「……」

友「…ちょっとあいつ今日も来たよ、来なくていいのに…」
取り巻き「いっぺんしめたら来なくなるんじゃない?」
取り巻き「この年で登校拒否?だっせー
つーか訴えられそうじゃね」
友「あいつにそんな度胸ある訳ないじゃん」
メリ子(また私の悪口言ってるんだろうな…
いいや、もうどうでも…早く学校終わんないかな…あ、教授がきた…)


教授「…では、これで午前中の授業を終わります」
メリ子(…お昼どうしようかな。
誰もいないとこで過ごしたいな…
いいや教室で寝よ…
そういう言えば昔、今の私みたいな人がいたな…
ブサオ君だったかな…)


ブサオ「…」
同級生女「おい、またブサオこっち見てるよ」
メリ子「嘘…ちょっと気持ち悪い…私あの人苦手なんだよね…
何考えてるかわからないっていうか…
誰かと話てるのみたことないし…」
同級生「多分ブサオ、メリ子のこと好きなんじゃないの?」
メリ子「やだ…そんなの気持ち悪い…」
同級生「メリ子可哀相~」

ブサオ「…あの、メリ子さん」
メリ子「…何?」(ちょっと何で私に話かけてくるの?)
ブサオ「…こ、この○×△■◇…」
メリ子「何?用があるなら早く言ってよ…」
ブサオ「う、うぅこの筆箱…さっきの授業で忘れてたから…」
メリ子「あぁ、ありがとう…」
ブサオ「じ、じゃあ」
メリ子「何で私が使ってた筆箱ってわかったんだろ…?
何か変なことされてたら嫌だし、捨てたほうがいいかな…」
同級生「大丈夫?メリ子あいつから何か変なことされなかった?」
メリ子「うん…大丈夫だけど、筆箱落としてたから届けてくれたって…」
同級生「…それもしかしたら盗聴器とか仕掛けられてんじゃない?」
メリ子「…うん、何か気持ち悪いよね、新しいのに買い替えよう…」

438 名前:('A`)[] 投稿日:2007/06/02(土) 18:57:02 O
同級生「あ、メリ子筆箱かえたんだ~」
メリ子「うん、何か仕掛けられたりしてたら嫌だし…」
同級生「ハハハ、ブサオだったらやりかねないよね~
…ねぇちょっとメリ子ブサオがこっちみてるんだけど…」
メリ子「…もしかして今の会話聞こえたかな?」
ブサオ(俺…ただ筆箱届けただけなのに…何もしてないのにな…)
同級生「あっHRがはじまる…じゃあねメリ子」
メリ子「うん」

先生「はい皆さんお早うございます…今日のHRですが…
今から今度の体育祭のマスゲームの男女ペアを作ってもらいます…とりあえずクジを作ったのでこれで決めてください
「嘘~」
「最悪~」
「はいそれでは出席番号順にクジを引いて下さい」


同級生「私男子君とペアなんだけどさ、メリ子は誰」
メリ子「…ブサオ君」
同級生「嘘!最悪じゃん!…どうする誰かと交換する?」
メリ子「そんな…悪いよ…私が我慢するから」
同級生「メリ子可哀相…」


体育教師「じゃあ今日のHRでマスゲームのペアを決めたと思うから
今からペアを作ってマスゲームの練習を始める…
手をつないだりするが照れたりせずにちゃんとやる様に」
「ハハハハ」
メリ子(ブサオ君となんて最悪だ…)
ブサオ「…メリ子さんあの、練習」
メリ子「あ、うん」

先生「全員ペア組んだな…ではまずはそれぞれ互いにの右手をつないげ~」

メリ子「うぅ」(ブサオと手をつなぐなんて気持ち悪い…)
ブサオ「じゃ、じゃあし、失礼します…」
メリ子「…」(なんでこんなに手に汗かいてるの…汚いよ…)
ブサオ「…」
メリ子「…あの、ごめんちょっと手を放して…
先生、ちょっと来てください」
体育教師「どうした?」
メリ子「すいません…私ブサオ君と…手をつなぐなんてできません」
体育教師「何だ?ブサオに何かされたのか?ん?」
メリ子「違うんです…その、ブサオ君が気持ち悪くて…すいません、すいません」
体育教師「そんな理由じゃあ聞くことはできんな…」
メリ子「うぅ…くっ…ぐす…」
体育教師「何も泣かなくても…」
メリ子「でも、私無理なんです…本当にすいません…」
体育教師「仕様がないな…ブサオ…誰か他の奴と変わってくれるか…
メンバーは後で決めるから」
ブサオ「…はい」
体育教師「おい!皆聞いてくれ!誰かブサオと組んでくれる女子はいないか?」
女子「……」
体育教師「誰でもいいぞ、手を挙げてくれ」
ブサオ「……」

444 名前:('A`)[] 投稿日:2007/06/02(土) 23:30:14 O
ブサオ「…先生…あの僕もう…皆嫌がってるから…
マスゲーム…出なくていいです…」
体育教師「…そうか、スマンな…とりあえず今日は見学しておけ…
先生がなんとかするから」
ブサオ「…はい」


メリ子(…それからブサオ君学校休みがちになって、
他の中学に転校したんだよね…今日まであの人の気持ち考えたことなかったけど…
こんなに辛かったなんて…何でもっと優しく出来なかったんだろ…)
イケメン「よおメリ子!どうしたんだよ元気ないぞ…」
メリ子(…イケメン君何で私なんかに声かけてくれるの…)
イケメン「…本当に大丈夫か?」
メリ子「あっごめん…ちょっと考えごとしてて…」
イケメン「何かあったら俺に相談しろよ…力になってやるから」
メリ子「うん…ありがと」
イケメン「じゃな…」
メリ子「あ…イケメン君…」
イケメン「…何」
メリ子「…授業終わったら…話たいんだけど…いいかな?」
イケメン「ああ、いいよ別に」
メリ子「うん…ありがとう」


教授「三百年の復讐はこうして世にでることはなかったのですが
その内容は現在も高く評価されているのです
今日の授業おわり」

メリ子「あ…あのイケメン君…今からいい?」
イケメン「いいよ…何?」
メリ子「ここじゃ話辛いから…食堂じゃ駄目?」
イケメン「…まぁいいけど」


メリ子「…僕さ男になってから…色々と上手くいって無くて
知らない人に気持ち悪いとか外見馬鹿にされて…
それでちょっと落ち込んでたんだ…」
イケメン「…大変だな」
メリ子「…イケメン君以外あまり相談できる人いなくて
…ねぇ僕どうしたらいいのかな?」
イケメン「どうしたらいいかって聞かれてもな…
あのさ友は?友とは上手くやってんの?
最近あまり話てないみたいだけど…」
メリ子「友ちゃんは…」
(友ちゃんとイケメン君仲いいし…
あんまり友ちゃんのこと悪く言わないほうがいいかな…)
「友ちゃんとは上手くやってるけど…でも私が友ちゃんに近付いたら迷惑じゃないかな?」
イケメン「何で?…そんな訳ないじゃん…
もし話にくいんなら、今度俺も一緒に友のとこいってやるよ」
メリ子「…うん、ありがと」(藪蛇だ…)
イケメン「それより見た目だけど…服とか髪型かえたら何とかなるんじゃね?」
メリ子「そうかな?…でもどんなの着たらいいか分からないし」
イケメン「俺が選んでやるから…今度一緒に服買いにいこうよ」
メリ子「え…いいの?」

465 名前:('A`)[] 投稿日:2007/06/04(月) 08:48:46 O
イケメン「明日の放課後ならいいけど…
メリ子大丈夫?」
メリ子「…うん、僕は大丈夫」
イケメン「じゃ明日学校終わったら○○コア行こっか」
メリ子「本当にありがとうイケメン君…」
イケメン「じゃあ俺帰るから」
メリ子「あ、じゃあねイケメン君…また明日」
(イケメン君…本当素敵な人だな…こんな私に優しくしてくれるし…)

メリ子「ただいま~」
母「あらメリ子どうしたの?何かいいことあった?」
メリ子「ううん、別に」
母「そう?何か久しぶりに元気そうだったから、
何かいいことあったのかなって」
メリ子「ちょっとね、明日は友達と遊びに行くからちょっと遅くなるね」
母「そう、わかったわ…でもあんまり遅くなるようだったら電話してね」
メリ子「うん、じゃあご飯できたら呼んで」

メリ子「明日何着ていこうかな~…ってよく考えたらデートじゃないんだよね…」
(…そうだった、私とイケメン君はただの友達同士なんだ…
それもイケメン君はきっと私が可哀相だから気にかけてるだけで…
私のこと友達の一人にも思ってないのかもしれない…
…いいんだ、それでも…少しでもイケメン君と仲良くなれれば
…テレビでも見て気分変えよ)

母「ご飯よ~おりてきなさーい」
メリ子「はーい」

メリ子「…それでね、その教授が…」
母「えーそうなの…もー」
父「ただいま」
母「あ、お父さんが帰ってきたわ
…おかえりなさい」
メリ子「…」
父「ただいま…今日はいつもより仕事が早く片付いてな…早く帰れたんだ」
母「そう…じゃあちょっと待ってて、あなたの分の食事用意するから」
メリ子「…」
父「なんだお前は父親におかえりなさいも言えないのか」
メリ子「…おかえりなさい」
父「…ふん」
母「はい、どうぞ…」
父「おう」
メリ子「…」
父「…」
母「…」
メリ子「ご馳走さま…二階行くから…」
母「そう…」
父「…」

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