ID:A2eDEZ/Wの作品の一部
企画作品「夏のイベントで妄想」内の作品
☆ハルヒ×キョン
ハルヒ「これがSOS団の予定表、サマースペシャルシリーズよっ!」
キョン「えらく詰め込んだもんだな」
ハルヒ「夏は短いの。これぐらいやっとかないと損よ、損」
キョン「この夏期合宿ってのは、この間の無人島のことか」
ハルヒ「……」
ハルヒ『キョン……キョンっ! 大丈夫!?』
キョン『痛……ようハルヒ、無事か?』
ハルヒ『無事だけど、でもあんたがっ!』
キョン『俺は二の次だ。お前がキズモノにならなくて良かったよ』
ハルヒ『! バカ……』
ハルヒ(それから洞窟に入って……)
ハルヒ『ねえ、本当に大丈夫なの?』
キョン『平気だ。雨にあたって、ちょっと体が冷えるけどな』
ハルヒ『今あっためてあげる』
キョン『ちょ、お前なんで脱――』
ハルヒ『……人肌で』
ハルヒ「そうそう、無人島のことよ」
長門(……そのような事実はなかったはず)
☆かがみ×キョン
ハルヒ「プールにも行くわよ!」
キョン「小学生かよ」
かがみ「……」
ハルヒ『さあ、泳ぐわよー!』
キョン『あんまりはしゃぐなよ……フゥ』
かがみ『うわ、疲れ気味ねえ』
キョン『まあな……かがみは泳がないのか? 水着じゃないけど』
かがみ『わ、私は……お腹が気になるから……』
かがみ(……何、この中年夫婦みたいな会話……)
かがみ『ね、どっちの水着が似合うと思う?』
キョン『かがみが気に入った方を買うといい』
かがみ『もー、キョンくんの好みに合わせるのに意味があるんだから』
キョン『それなら……こっちで』
かがみ『うん、じゃあ試着してみるね』
キョン『わかった』
かがみ『キョンくん、いる?』
キョン『いるよ』
かがみ『私さ、今ハダカなんだけど』
キョン『いちいち言わんでいい! ……しかし、外で待たされるのがこんなに恥ずかしいとはな』
かがみ『だったらさ……試着室の中に来なさいっ!』
キョン『ちょっ……!? ひ、引っ張るな!』
かがみ(よっし、ダイエットするか!)
☆つかさ×キョン
ハルヒ「天体観測もやるからね!」
キョン「午前2時に?」
長門「バンプ自重」
つかさ「……」
つかさ『あっ、流れ星! お、お願いしなくちゃ……んんっ!』
キョン『熱心だな』
つかさ『あー、間に合わなかった……』
キョン『よっぽど大事な願い事なんだな』
つかさ『……やめちゃお』
キョン『おいおい、ずいぶんと諦めが早いな』
つかさ『えへへ、違うよー。流れ星に頼るより、自分でやる方がいいよね』
キョン『かがみの受け売りか?』
つかさ『うん。それに、本当にお願いしなきゃいけないのはキョンくんにだし』
キョン『俺に?』
つかさ『私のお願いをかなえてくれるのは、キョンくんしかいないんだよ?』
キョン『つかさ……?』
つかさ『キョンくん――私とつきあってください』
つかさ(午前2時……起きてられるかなぁ?)
古泉「天体観測って、恋愛と見せかけて実は友情がテーマの歌らしいですね」
つかさ「……バンプ自重」
☆こなた×キョン
ハルヒ「ホタルも見れるかもしれないわね!」
キョン「それは採集するなよ」
ハルヒ「わかってるわよ、見送るのが正しいホタルとの接し方よね」
こなた「……」
こなた『ホタルってなんですぐ死んでしまうん?』
キョン『何だよ急に』
こなた『……ウチのお母さんもさ、すぐ死んじゃったんだよね』
キョン『……』
こなた『私、お母さんにそっくりらしいからさ、案外私も早――』
キョン『こなた』
こなた『……ぐるじいよぉー、はーなーせー』
キョン『そんなこと言うな』
こなた『黙らせる方法が、抱きしめるってのはどうかと思うヨ』
キョン『お前のせいだよ……ホタルなんかに喩えるから、どっかいっちまうのかと思った』
こなた『大丈夫だよ。ホタルはあま~い水に寄って来るんだから』
キョン『甘い……?』
こなた『キョンキョンが私を想ってくれる限り、私はキョンキョンのそばにいるよ』
キョン『……わかった。約束する』
こなた『周りが見送るしかないぐらい、あま~い関係を見せ付けてやろうZE☆』
こなた(こうして意外な一面を見せると、フラグは立ちやすいよネ)
☆みゆき×キョン
ハルヒ「釣りもやりましょ!」
キョン「やりましょ、っつっても、俺はちょっとかじった程度でほぼ素人だぞ」
ハルヒ「あたしもそんなもんよ、何とかなるでしょ」
みゆき「……」
みゆき『すみません、ここはどうすればいいのでしょう?』
キョン『ああこれは……みゆきは、釣りとか初めてか』
みゆき『はい。やったことがないので楽しみです』
キョン『それじゃ、これだけは覚えておいてくれ。釣り人の精神なんだが――』
みゆき『聞いたことがあります。キャッチアンドリリースですよね』
キョン『そういうこと……よし、これでいい』
みゆき『どう投げるんですか?』
キョン『こうやるんだ。やってみな?』
みゆき『は、はい……えいっ』
キョン『あっ』
みゆき『……』
キョン『……絡まったな、釣り糸』
みゆき『キョンさんを釣ってしまいました』
キョン『その発想はなかった』
みゆき『あの、リリースしたくないときはどうすればいいんですか?』
キョン『食べたり、ちゃんと最後まで面倒見るってんなら、持ち帰ってもいいんじゃないか?』
みゆき『わかりました。絶対守りますので、よろしくお願いします』
キョン『……やれやれ、まんまと釣られちまったな』
みゆき(こんなにうまくは……いきませんよね)
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