ハルヒと親父 @ wiki

一言違いシリーズークラークの法則

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haruhioyaji

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クラークの第1法則
著名な、だが年老いた専門家が、何かが出来るというとき、それはおそらく正しい。しかし、何かは不可能だというとき、それは絶対に間違っている。
クラークの第2法則
あることが可能か否かの限界を知る唯一の方法は、その限界を超えて不可能性の領域へ突き進むことである。
クラークの第3法則
十分に進歩した科学技術は魔法と区別が付かない。


(クラークの第3法則→クラークの第1法則 篇)

 休み時間、谷口が難しい表情を顔に貼り付けてやって来た。そんな顔してると本当にアホみたいだぞ、谷口。
「ほっとけ。んなこたぁいい。それよりお前、どんな魔法を使ったんだ?」
「魔法って何だ?」
 著名な、だが年老いた専門家が、何かが出来るというとき、それはおそらく正しい。しかし、何かは不可能だというとき、それは絶対に間違っているという警句を思い出しながら俺は聞き返した。
 授業が終わると例によって教室から消えてしまったハルヒの席を親指で差して谷口は言った。
「俺、涼宮が人とあんなに長い間|喋《しゃべ》ってるの初めて見るぞ。お前、何言ったんだ?」
「ティ アモ(イタリア語)
ミーアーマス ヴィン(エスペラント語)
カナサンドー(沖縄語)
イク ホウ ヴァン ヨウ(オランダ語)
サランハゴ イッスムニダ(韓国語)
サガポ(ギリシア語)
イ タンギリコ(キリバス語)
ヴォリム テ(クロアチア語)
ヤー エルスカル ディ(スウェーデン語)
ヴォリム テ(セルビア語)
テ アモ(スペイン語)
ウォ アイ ニー(中国語)
イッヒ リーベ ディッヒ(ドイツ語)
ヤイ エルスカー ドゥ(ノルウェー語)
セレトレク(ハンガリー語)
ミナ ラカスタン シヌア(フィンランド語)
ジュテーム(フランス語)
オビチャム テ(ブルガリア語)
ヤー リュブリュー バス(ロシア語)だ。どれが効果があったかはわからん」
「驚天動地だ」
 あくまで大げさに驚きを表明する谷口。その後からひっこりと国木田が顔を出した。
「昔からキョンは変な女が好きだからねぇ」



(クラークの第3法則→クラークの第2法則 篇)

 休み時間、谷口が難しい表情を顔に貼り付けてやって来た。そんな顔してると本当にアホみたいだぞ、谷口。
「ほっとけ。んなこたぁいい。それよりお前、どんな魔法を使ったんだ?」
「魔法って何だ?」
 あることが可能か否かの限界を知る唯一の方法は、その限界を超えて不可能性の領域へ突き進むことであるという警句を思い出しながら俺は聞き返した。


(以下、クラークの第1法則篇と同じとなりました)

















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