05 Like Toy Soldiers

足並みそろえ、心を合わせて、左右左、みんな倒れる、まるでおもちゃの兵隊みたいに

[Chorus]
足並みそろえ、心を合わせて、左右左、みんな倒れる、まるでおもちゃの兵隊みたいに
少しずつずたずたになっていく、決して勝てやしない、でも戦いは終わらない、おもちゃの兵隊たち

[Verse 1]
俺は常に冷静沈着な兵隊ってことになっている
この両肩で世界全体の重みを支えながら
その苦悶を見せちゃいけない、クルーにも知られちゃいけないんだ
そのためにBenzinoと向かい合わせになろうとそんなことはお構いなし
俺は自分のできる戦いにダチを巻き込んだりはしない
絶対的必要性がなきゃ、俺はあくまでみんなに手本を示すことになってるんだから
俺はリーダーにならなきゃいけないんだ、クルーは俺に引っ張ってってもらうことを望んでる
何か問題が起これば俺がついてなきゃならない
あのJaのシット、俺は何とか握りつぶそうとした、けど止めるには遅すぎた
踏み越えちゃならない一線ってのがあるのにあいつはそれを越えたんだ
俺はあいつが自分の曲の中でHailieの名前を言うのを聴いて思わずキレたんだ
あんなのクレイジーだぜ、Jay-ZとNasのビーフをはるかに越えてたよ
戦いには勝ったけど、俺は負けたような気分だぜ
すごい量のエナジーを使った、正直言って疲労困憊だ
あんまり深くかかわったもんで、まるで自分が起こした揉め事みたいに思えるよ
俺はこんなことのためにヒップホップの世界に入ったわけじゃない
誰かが殺されればいいと思ってやってきたわけじゃない、自分が築くのに手を貸したものを破壊したがるわけがないだろう
俺はそんなこと望んじゃいなかった、俺は正しい意図を持ってたんだ
Sugeの名前なんてこれまでのキャリアで一度も口にしたことはなかった
それは単なるリスペクトの気持ちからさ、下手に口滑らせて自分の知らないことをぺらぺら喋らないように
それにDreに立ち入るなって言われたんだ、こいつは俺の問題じゃないからって
だからその通りにしてたのさ、ただ後ろに控えて眺めてたんだ、歯を食いしばって
奴がTVに出まくって文字通り俺の命を救ってくれた恩人のことをクソみたいに言い倒すのを
俺にだって分かってる、こいつはビジネスで、俺とは何の関係もないってことを
けどそれでも俺の気持ちは一触即発だぜ、だって

[Chorus]

[Verse 2]
その昔、ただ思いつくままライムを口にして
そのせいで自分の仲間の誰かが命を落としかもなんて心配する必要なんか無かった時があった
けど今はそれどこじゃない、一旦どっかのキッズを巻き込んだら話はエスカレートしていくだけだ
もう言葉だけじゃ済まなくなるんだよ、そうだろ?
こいつはもう違う種類の球技、名指しの罵り合い、単なるラップじゃ済まない
俺たちは実際50とJaの間にビーフが起こることを避けようとしたんだ
俺とDreはあいつと腰を据えてこの問題をっじっくり話し合った
始めるのを止めるように頼んだ、あいつだってJaが雑誌で、自分がどうやって奴を刺したか吹聴するまでは狙う気は無かったんだ
もういいよ50やっちまえ、叩きのめせ、眼にモノ見せてやれ
一方俺の注意は別の方向に引っ張られた
The Sourceのデスクで電話に出たレセプショニストが
自分の復活のきっかけとして俺に白羽の矢を立てた
自分のマイクの埃を払って新しいレコードを出そうと思ったらしい
けど奴はすっかりゲームを台無しにしたんだ
なぜって俺が知られるようになったキッカケの一つはあの雑誌だったんだから
そのオーナーが今や俺に対して恨みを持ってるんだぜ、根も葉もない理由でさ
冗談じゃねぇよ、あのマザーファッカーは今に痛い目見るぜ
けど俺はそんなことで怒ってる暇も無いくらい忙しいんだ、立ち止まって考えてる暇も無い
俺たちはついこの間50とMurder Inc.のビーフを受け継いじまったんだ
で、あいつは俺のを引き継いじまった、まあそれはいいよ、俺たちはどっちも気にしない
けど俺たちは相変わらず最前線に兵隊たちを送り出している
俺たちが命令一つ下せば喜んで死んでいく奴らを
俺たちに何一つ要求することなく俺たちを支持していることを喜んで行動に示す奴らを
たぶんそいつらの名前をラップの中でシャウトアウトしたりコーラスの中で出せば
俺たちがそいつらをどれだけ愛してるか、どれだけ大事に思ってるかを示せば、
Runyon Avenueの辻々に兵隊たちを集合させることもできるはず
あいつらの忠誠心はどんな賞よりも値打ちがあるもんだ
けど俺は自分の仲間は一人も傷つけられたり命を危険にさらせたくは無い
そんな価値はないよ、これ以上完璧な言葉が浮かばないけど
とにかく言わせてくれ、俺はみんなのことを本当に愛してるから結末を見たくないんだ
これ以上事態が発展する前に俺は何もかもから立ち去るよ
けど誤解しないでくれ、俺が立ち去ろうとしてるのは逃げじゃないんだ、
俺はただもっとデカい人間になりたいだけさ
お前らみんなが口と銃のドンパチを止めれば、きっと俺はそうなれる気がするんだ
だって正直俺はもう口を開くのにもうんざりしちまった
俺の良心の上にこれからずっと誰かの棺桶がのしかかるのはごめんなんだよ、だって

[Chorus]

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最終更新:2009年07月30日 18:29
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