目次
概要
また、帝国以前は学者=神官であった時代が長く続きました。
ある程度全ての事柄について知っていなくては、マナに関連するする全ての事象に対応できないため、万物学者ですが、中には専門分野を究めて突き進む者もいます。
学者だから魔法が使えるわけでもありませんし、魔法使いの全てが学者ではありません。
因みに、分科選抜に合格した者達を学士とし、一般的に学者と総称します。
これにより、ある程度皇帝の意を汲む形の行政が行われる事となります。
当然、奴隷には分科選抜を受ける権利はありません。
分科選抜に合格した者が大学機関に入れるものとします。
ただし、大学は現代のモノとはまったく違います。
国家機関で、様々な実務を行う行政機関の一部でもあり、実質的には各行政組織の研修機関です。
つまり学問を学ぶ場ではなく、事実上実践する場であり、学ぶべきことは膨大にありますが、専門的に誰かが教えてくれる場所ではありません。
科挙と思っていただいて良いかと思われます。
また、博士になるためには、通常学士として、博学選抜を受けなくてはなりませんが、分科選抜の全てに、優秀な成績で合格した場合、最初から博士として選抜される場合もあります。
博学選抜に合格した者の中から、皇帝が数年毎に各行政の長である導師を任命しますが、通常、その任命は、皇帝の側近の上級文官である宮廷導師達の推薦で決定されます。
因みに宮廷導師も含め、全ての導師は博士の中から、皇帝が直接選抜し任官する事になっていますが、実際にはこれも前任の導師の推薦により決定されています。
それから宮廷導師には任期はありません。
また、宮廷導師の中でも、宰相級の宮廷導師の事を「賢者」と呼ぶことにします。
通常は死後か引退後に贈られる尊称で、「賢者」という特別な位階があるわけではありません。
大半の宮廷導師は、皇帝の幼少期からの学問の師だったり、大貴族からの推薦で決定したりします。
が、分科選抜には魔術関連の学問を専門とする、万物学もありますので、必然的に、魔法に疎い者が博士になる事は少なくなり、導師や宮廷導師の大半は魔法使いでもあります。
同じ理由から、魔法を使えない博士は、ある意味相当優秀です。
博士は位階で言えば、通常の騎士位よりも遥かに上になるので、そうした不正は後を絶ちません。
貴族達の武官離れはますます加速していきます。
徒弟のような形で教育を行ってくれる者もいれば、私塾のような形で、金銭の対価として様々な学問を教えてくれる者もいます。
いずれにしても、分科選抜に正規の手段で合格するのは、並大抵の苦労ではありません。
特に導師を目指す者にとっては、万物学を修めた博士や学士の師匠を探す事が最優先となるかと思われます。
推薦するのは分科毎の導師達です。
そうした貴族の子弟の分科選抜を専門に行うことで、大貴族達の間を次々に渡り歩く『渡り』もあり、分科選抜における不正の温床にもなっています。
ただし、魔法が使える者と使えない者との差が天と地程になってしまう万物学においては、渡りのコースが非常に限られてしまうため、必然的に不正の余地は減る事になります。
当然、帝国の軍部つまり騎士団に強い影響力を持ち、その他の多くの分科行政に対してもある程度の発言権を認められています。
| アルールシア帝国 | 暦法 | |||||||
| 気候風土 | 身分制度 | 経済 | 軍事 | 宗教 | 文化 | 技術 | 歴史 | |
| 1 | 政治 | 貴族 | 都市と交易路 | 皇帝軍 | 神殿勢力 | 性差別と恋愛 | 魔法 | 神々以前 |
| 2 | 文字 | 豪族・郷士 | 物価・価格表 | 帝国軍 | 結婚 | 建築土木 | 神々の時代 | |
| 3 | 言語 | 平民 | 交易品 | 領主軍 | 服飾 | 金属加工 | 第一期 | |
| 4 | 大陸公路 | 奴隷 | 信用経済 | 傭兵と自由戦士 | 妓楼 | 工芸 | 第ニ期 | |
| 5 | ロマ | 資産と運用 | 騎士団 | 街と村 | 農業 | 第三期 | ||
| 6 | 騎士 | 両替商 | 戦争 | 農村の生活 | 畜産 | 第四期 | ||
| 7 | 学者と魔導師 | 度量衡 | 都市での生活 | 狩猟 | 第五期 | |||
| 8 | 協会とギルド | 商会 | 食生活 | 漁業 | 第六期 | |||
| 9 | 職能組合 | 貨幣体系 | 運輸 | 第七期 | ||||
| a | 書記官 | 流通経路 | 歴史年表 | |||||
| b | ||||||||
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